HOME事務所通信

事務所通信

相談例 私の家を借りていた身寄りのない独居老人が死亡し、私がお葬式を出しました。 家賃数ヶ月分が滞納しております。葬儀代や家賃を老人が残した預金から支払ってもらえ るでしょうか?   相続人が不存在の場合、老人に債権を持っている方も勝手に老人の預金を引き出すことは できません。家庭裁判所によって選任された相続・・・続きを読む
今回は、未成年者と親権者の利益が相反する場合について考えます。 1 相続人の中に未成年者がいる場合の遺産分割手続きについて 例 夫が死亡し、相続人が妻と二人の未成年者の子供である場合の遺産分割 手続きについて この例の場合、妻は、二人の未成年者の代理人として、遺産分割協議をすること ができません。 妻は、子供の親権者で・・・続きを読む
共同相続人中に、被相続人のために、特別の貢献があった者がいるとします。 この場合、相続人間で、相続財産を単純に法定相続分どおりに分けると、不公平が生じます。 これを是正するのが、寄与分の制度です。寄与分の制度とは、相続人の中に被相続人の財産の維持、 増加に特別の貢献があった者がいる場合、その者に法定相続分以上の遺産を取・・・続きを読む
特別受益とは、亡くなった方から受けた贈与等のことです。 共同相続人中に、亡くなった方から特別の利益を受けていた者(特別受益者と言います) がいるとします。 この場合、相続人間で、相続財産を単純に法定相続分どおりに分けると、 特別受益者は、二重に利得するので、不公平が生じます。 これを是正するのが、特別受益の制度です。・・・続きを読む
日本人が外国籍を取得した場合には、日本国籍を失います。 例えば、アメリカ市民権を得てアメリカ国籍を取得した方は、日本国籍を喪失します。 遺産分割協議による相続登記をする場合、相続人の中に日本国籍を失っている 外国居住の元日本人がいるときには、どのような書類が必要となるのでしょうか。 日本の不動産を日本人である相続人が、・・・続きを読む
遺言書には、公正証書遺言、秘密証書遺言、自筆証書遺言の3種類があります。 公正証書遺言、秘密証書遺言はいずれも公証役場を利用して作成する遺言書です。 自筆証書遺言は、自分一人で、いつでも作成出来る遺言書です。 遺言者が全て自筆で作成します。代筆やワープロは不可です。 筆記用具に特別規定はありません。 鉛筆、ボールペン、・・・続きを読む
Aが死亡し、その相続人が子供2人のみで、BとCであるとします。 A名義の不動産について、相続登記をしない間に、Bが死亡し、 その相続人が子供2人のみで、DとEであるとします。 この場合、Dが、Aの不動産を相続するとしますと、登記手続きは どうなるでしょうか? 実は、1件で相続登記が可能です。 原則は、亡くなった人ごとに・・・続きを読む
相続など登記の無料相談実施中です。 電話やメールでのご相談は無料です。 一般の法律相談も無料でお受け致しております。 皆様のお困りごとを、どのようなことでも 何度でもお気軽にご相談ください。 受注してから、迅速、丁寧にご対応致します。 費用は、すべて納品完了後、後払いです。 ご希望に応じて、あらかじめお見積もりをさせて・・・続きを読む
遺留分とは、わかりやすく言うと、相続人のために法律上最低確保すべき 相続財産の割合のことです。民法1028条に規定があります。 但し、亡くなった方の兄弟姉妹が相続人となる場合、兄弟姉妹には、遺留分がありません。 亡くなった方に配偶者や子供がいない場合、亡くなった方の父親や母親(尊属と言います。) がご健在であれば、その・・・続きを読む
相続欠格については、民法891条に規定があります。 相続欠格とは、本来ならば相続人となる方が、ある一定の欠格事由があることによって、 法律上当然に相続人ではないとされることです。 例えば、わざと、父親を殺害し、刑に処せられた息子は、父親の相続人になれません。 また、自分の兄が父親を殺害したことを知りながら告訴しなかった・・・続きを読む

カテゴリー

最近の投稿

カレンダー

4月 2024
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ